年間20ミリSv「健康影響、低い水準」?

年間20ミリSv「健康影響、低い水準」?

 福島第一原子力発電所事故による低線量被ばくの健康影響について検討してきた政府の作業部会は15日、「年間20ミリシーベルトの被ばくによる健康への影響は十分に低い水準」などとする報告書をまとめ、細野原発相に提出した。 報告書では、避難の基準とされている年間20ミリシーベルトについて、喫煙など他の発がん要因と比べてリスクは低く、除染や食品の安全管理などで十分にリスクを回避できる水準だとしている。その上で、線量が高い地域から優先順位をつけて除染し、2年後に被ばく線量を年間10ミリシーベルトまで下げ、次の段階で年間5ミリシーベルトへと、段階的に線量を下げる中間目標値の設定などを提言している。 政府は今回の提言を受けて、避難区域の見直しや除染計画の策定を急ぐ方針。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm16439107