すばる望遠鏡、最も遠い銀河を観測

すばる望遠鏡、最も遠い銀河を観測

 国立天文台は15日、アメリカ・ハワイ島マウナケアにある大型望遠鏡「すばる」が、最も遠い銀河の観測に成功したと発表した。宇宙誕生の仕組みを知る上で、重要な手掛かりとなりそうだ。 今回、すばるなどが観測したのは、地球から129億1000万光年離れた銀河で、今年4月にヨーロッパのグループが発見した銀河の記録を1000万光年、上回った。 国立天文台ハワイ観測所・藤原英明博士は「宇宙の『夜明け』が、どういう状態でいつだったのかを探るために、遠くの銀河を研究するのは大事」と話す。 宇宙誕生の「ビッグバン」は約137億年前とされていて、こうした宇宙が生まれて間もない頃の銀河の発見は、宇宙の進化を研究する上で重要な手掛かりとなる。また、日本やアメリカ・・・

http://www.nicovideo.jp/watch/sm16439125