カストロ前議長、ローマ法王と和やかに会談

カストロ前議長、ローマ法王と和やかに会談

 キューバのカリスマ的指導者、フィデル・カストロ前国家評議会議長(85)は28日、ローマ法王ベネディクト16世(84)と約30分にわたって会談した。 病気療養中のカストロ氏は、黒いジャージー姿で会談に臨み、立ち上がったり歩いたりする際には、両側から支えが必要な様子がうかがえた。 会談では、カストロ氏が「法王とはどんな仕事なんですか」と尋ねると、ベネディクト16世が外国訪問や教会での儀式について説明するなど、終始和やかだった、とAP通信は伝えている。 ローマ法王のキューバ訪問は14年ぶりで、首都・ハバナでのミサには約30万人の市民が集まった。ベネディクト16世は、ミサで「キューバと世界には変化が必要だ」と述べ、社会主義路線を続けるキューバに変革を求めた。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm17400850