60年代アメリカ陸軍の重火器 ⑥  

60年代アメリカ陸軍の重火器 ⑥  

その6。M110 203ミリ自走榴弾砲とM107 175ミリ自走カノン砲の映像。1961年制式化。M115 203ミリ榴弾砲を自走化したものである。走行装置はM113装甲兵員輸送車の設計を流用し、エンジンはM109 155ミリ自走榴弾砲と共通となっている。空輸されることを考慮した非常にコンパクトな車両となっている。M107は砲がM113カノン砲である以外はM110と共通。M110と同じく1961年に制式化された。西側諸国で採用されたが、アメリカ陸軍においては自走砲はM109とM110に統一される事となり、余剰となったM107は搭載砲を換装しM110A1に改造された。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm17834987