“唯一”生存のゾウガメ「孤独なジョージ」死す

“唯一”生存のゾウガメ「孤独なジョージ」死す

 絶滅危機動物・ガラパゴスゾウガメの一種で「孤独なジョージ」として知られる最後の1頭が死にました。推定年齢100歳の孤独な死でした。 ガラパゴス諸島の国立公園で、「孤独なジョージ」が24日に死にました。ピンタ島に生息するガラパゴスゾウガメの一種の最後の生き残りとされます。朝、飼育員がえさやりに訪れたところ、ジョージは石の上で遊んでいましたが、しばらく目を離した隙に息をしなくなっていたということです。ジョージは、1972年にピンタ島で発見され、ガラパゴス諸島の象徴となっていました。1993年から雌2頭と繁殖を試みましたが成功せず、晩年は孤独な生活を送っていました。国立公園は死因を解明後、ジョージのなきがらに防腐処理を施して公園内に展示する計画を検討中です。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm18195148