寿命間近の星、ハッブル望遠鏡撮影

寿命間近の星、ハッブル望遠鏡撮影

 NASA(アメリカ航空宇宙局)は6日、寿命が終わりに近づいている星がガスを噴き出している画像を公開しました。 公開された画像はNASAのハッブル宇宙望遠鏡が撮影したもので、きりん座Uと呼ばれる恒星が星全体からガスを噴き出している様子をとらえています。中心の明るい部分が恒星で、そこから噴出されたガスが放射状の線になって輝いているのがわかります。その外側に円形に広がる雲状のものは過去に放出されたガスです。 きりん座Uは酸素よりも炭素を多く含む「炭素星」と呼ばれる珍しい種類の恒星で、数千年おきにガスを噴出するため、最終的には星全体の半分がガスとして失われると言われています。(07日15:22)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm18290448