南鳥島沖の海底の泥に高濃度のレアアース確認

南鳥島沖の海底の泥に高濃度のレアアース確認

日本最東端・南鳥島の沖の海底の泥に、高濃度のレアアースが含まれていることがわかった。海洋研究開発機構と東京大学の研究チームによると、高濃度のレアアースが確認されたのは、南鳥島から南へおよそ200kmと、南南西へおよそ250kmの2カ所で、深さ5,000メートル以上の海底の泥を分析したところ、高濃度のレアアースが含んだ層が見つかったという。レアアースの濃度は、中国のレアアース鉱山の10倍から20倍にのぼり、レアアースの中でも希少価値の高い「ジスプロシウム」については、30倍を超えているという。研究チームは、埋蔵量についても国内消費量の数百年分はあるとみていて、ほかの場所の分析を進めている。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm20396995