ペーテル・ブノワ:フルートと管弦楽のための交響詩

ペーテル・ブノワ:フルートと管弦楽のための交響詩

ロマン派時代はフルートにとって必ずしも優遇された時期ではありません。フルート自体が当時過渡期(旧式から今日主流のベーム式への)だったこともあり、所謂メジャーな作曲家は協奏曲はおろか室内楽さえ書いていません。そんな数少ない作品の中から、ベルギーの作曲家ブノワの交響詩をどうぞ。鬼火-メランコリー-鬼火の踊りと題された3つの楽章から成るこの曲は、ロマン派の情景が目に浮かんでくるようなチャーミングな曲だと思います。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm20472003