サン・サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ(フルートとピアノ版)

サン・サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ(フルートとピアノ版)

またまたロマン派ヴァイオリン曲からの編曲版です(ヴァイオリニスト様、すみません)。この曲の場合、重音奏法が常用されていないこともあり、比較的違和感は少ないのではないでしょうか(中間の二声部は単音の旋律で、終盤のカデンツァは分散和音で凌いでいます)。ヴァイオリンと比較されると音数や音域・表現力ではどうしても敵いませんので、フルートとしてどこまで表現(再現)できるかが課題ですが、ここでのブリアコフはかなり健闘していると思います。特に低音域の力強さは彼の大きな武器ですね。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm20993435