アメリカ国務省、尖閣諸島に関する中国の主張支持せず

アメリカ国務省、尖閣諸島に関する中国の主張支持せず

 中国の李克強首相がドイツのポツダムで、尖閣諸島などを念頭に「日本が盗み取った」と日本を批判したことに関連し、アメリカ国務省は30日、「アメリカの立場は変わらない」と述べ、中国の主張にくみしない姿勢を示した。 アメリカ国務省のサキ報道官は、中国人記者の「アメリカはポツダム宣言の法的効力を認めるのか?」との質問に対し、「この問題についてのわたしたちの立場は変わらない。尖閣の最終的な主権に関する立場は取らない」と述べた。 サキ報道官は「(尖閣問題に関する認識を...)このことについて、これ以上、何も言うことはありません。あなたの粘り強さには感服します」と述べた。 会見では、中国人記者から何度も同じ質問が繰り返され、報道官が質問をさえぎる場面もあった。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm21004285