『バリー・リンドン』 ピアノ三重奏曲第2番 ホ長調第2楽章
- 2013/09/15 14:33:33 投稿
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『バリー・リンドン』（原題：Barry Lyndon）1975年、イギリス製作。舞台は18世紀、アイルランド貧しい農民の母子家庭に生まれた青年バリー・リンドンの“栄枯盛衰”の物語。スタンリー・キュービリック監督は、"完全な再現としての映像”を求め、蝋燭の光だけを光源とした室内での撮影を考えた。当時はフィルムの感度も低く、開放Ｆ0.7のレンズカール・ツァイス製「プラナー50mmF0.7」を改造、マウントが合うミッチェルカメラの焦点距離も調節、撮影時にはフォーカス調節の為に同位置のビデオカメラで撮影したモニターを見ながらフォーカスを調節、さらに現像で増感処理までして可能にした。この恐ろしいほどの手間を経て、私達はこの美しい映像を鑑賞できている、というワケです。