小千谷市片貝の『塞の神』

小千谷市片貝の『塞の神』

新潟県小千谷市。越後三山を背景にする、深雪の厳しい町。詩人・西脇順三郎の出生地であり、小千谷縮や四尺玉などが有名。その小千谷の片貝町・浅原神社で行われた『塞の神(さいのかみ)』の映像です。片貝の塞の神は、地域に数ある塞の神のなかでも最大の規模。都会人の日常生活では決して見れない、現代にまで継承された民俗行事に立ち会える。『塞の神』とは新潟県中越地方で毎年、小正月に行われる民俗行事。その年に使った飾りやしめ縄、札などを家々から持ち寄り、竹とわらで組み上げた土台にくくりつけ、火入れをする。この行事は、土地を荒らす厄を「もぐら追い」で払ったあと、塞の神の煙によって厄(もぐら)が掘った穴を『塞ぐ』ことを目的にしている。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm22010554