生贄の王女アンドロメダ

生贄の王女アンドロメダ

アンドロメダーはギリシア神話に登場する王女で、妃カシオペイアの娘。カシオペイアが自分の娘は海の精たちより美しいと豪語したため、これを怒った海の精たちの訴えにより、海神ポセイドンは怪物を遣わせて王国を荒らさせた。この時、娘を生贄にすればこの災いから免れるとの神託をうけた王は、やむなくアンドロメダーを海辺の岩に鎖で繋いで縛りつけた。その折、ゴルゴーン退治をすませた英雄ペルセウスが通りかかり、怪物を倒してアンドロメダーを救出し、後に自分の妻にもらいうけた。女性が怪物の生贄にされ、英雄が怪物を退治し、生贄にされていた女性を助けるストーリーを「アンドロメダ型神話」と言う。この類型は「ダムゼル・イン・ディストレス(危機に陥る女性、囚われの姫君)」の元祖だと言われている。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm22565358