平浩二『バス・ストップ』広東語版…陳慧嫻「紅茶館」

平浩二『バス・ストップ』広東語版…陳慧嫻「紅茶館」

日本で中森明菜と松田聖子が人気を二分していた1980年代、香港では梅艶芳(アニタ・ムイ)と陳慧嫻(プリシラ・チャン)が人気を二分していました。アニタが貧乏家庭出身で陰がある→山口百恵路線→低音が魅力→派手な衣装と振り→恋人はマッチ…で「明菜派」ならば、いわばプリシラは中流家庭出身で明るい→清純派路線→高音が魅力→アメリカ留学…で「聖子派」。もっとも松田聖子のカバーは歌わず、80年代半ばは荻野目洋子のカバーを歌ってはっちゃけ路線に転じていました。そんな彼女がアメリカ留学中の1992年に歌ってヒットしたのが、『バス・ストップ 』の広東語カバー「紅茶館」。なぜ60年代の曲を?と思いますが、プリシラの声の特色が生かされています。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm22876564