マッチのフリして明菜をナンパする歌…許冠傑「日本娃娃」

マッチのフリして明菜をナンパする歌…許冠傑「日本娃娃」

80年代の香港は「日本偶像崇拝」つまり日本のアイドルブーム真っ盛りで、特に中森明菜と近藤真彦の人気が地元スターを圧倒していました。そんな風潮を嘆いたのが70年代の「歌神」こと許冠傑(サミュエル・ホイ)で、若者に喝を入れるべく85年に発表した曲が「日本娃娃」。内容は♪有D似中森明菜♪(ちょっと明菜似)の日本娘に、♪香港のマッチ♪を自称してナンパに成功したけど、親父が乗り込んできて…。そういえば当時は明石家さんまの「ナンデスカ~」ってギャグも流行ってましたね。明菜人気の果てに、香港で菜(チョイ)は女性を指す広東語になり、イイ女は「正菜」、俺の彼女は「我条菜」、あの女イイネは「条菜好正」と定着。中森明菜なんて全く知らない現代の若者も、語源不明のまま女性を「菜」と言ってますw

http://www.nicovideo.jp/watch/sm22996640