[アーシャのアトリエPlus] イグドラシル戦

[アーシャのアトリエPlus] イグドラシル戦

2014/4/23BGM : MARIABGMにはGustの創作した架空の言語による歌詞がついている.対比表現が多く使われており、錬金術(現実世界で喩えると科学技術)の持つ2面性を表していると考える.この作品の根幹を成すテーマ(錬金術の光と闇、終末論)を考えるに、非常に密接な関係を持つと思われる.アルトネリコシリーズとは異なり、歌詞の解読に関するヒントが全く与えられておらず、一語一句正確に解読することは不可能である.したがって曲名のMARIA(メイリア)と、歌詞部分の対句を代表とする芸術的な文字表現、加えて本作品の持つ極端な二面のテーマ性から、ある程度の意味を感じ取ることはできる.例えば、「錬金術とは、ものの始まりと終わりである」、「錬金術とは、希望であり絶望である」など.歌詞の解読についてのヒントを開発側が黙秘し続けるのは、MARIAを含むこの作品全体を通じ、各々のプレイヤーが深く様々なことを考えてみて欲しい、という意思表示でもあるのだろう.思考は楽しいものだ.

http://www.nicovideo.jp/watch/sm23390274