しかし、夏服で和服の袖が透けるというのはいったいどういう了見なのだろうか。別に生地が透けていたところで通気性がいいわけではないのは雨合羽を見ても一目瞭然であり、また通常の生地で透けるほど薄手となると、ストッキングをイメージしてもらえばわかるように、耐久性にせよ遮光性にせよ、そもそも袖を着けている意味がない。必要性がない、となると、あれは腋巫女の必要なさそうな肘袖のように装飾の類であると考えられる。幻想郷の奥ゆかしい少女の出来る、現代の女性のミニスカートのようなファッションアピールなのだ。つまり我々紳士諸氏は、遠慮なく透け袖から見える生肩や二の腕や横チラを堪能してもよい、というわけである(Q.E.D) sm23480125 ←前 次→ sm24280910 まとめ: mylist/24623627