【解明】正直者とうそつきの「脳の個人差」 京大が研究

【解明】正直者とうそつきの「脳の個人差」 京大が研究

京大の阿部修士・准教授の研究チームは、28人に心理学的な「課題」を与え、その課題に取り組んでいる時、脳がどのように動いているのかを測定装置で記録しました。「コインを投げて、表と裏のどちらが出るか、予測に成功するとお金をもらえる」といった課題で、「予測が間違っていても、お金をもらうためにうそをついてもいい」という条件をつけて、脳の反応をみました。その結果、「側坐核」という部分の働きが活発な人ほどうそをつく割合が高いことが判明しました。研究は今後、犯罪捜査への応用などが期待される一方、企業の採用に使われるなど倫理的な問題もはらんでいて、実用化には課題も残されています。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm24175947