「最悪の戦場」で生き残った男性が生々しい惨状

「最悪の戦場」で生き残った男性が生々しい惨状

「最悪の戦場」と呼ばれた場所があります。日本軍の戦死者はおよそ3万人。多くの兵士が、補給を無視した無謀な作戦によって、飢えや病に苦しめられました。この戦いで生き残った男性が、今回、取材に応じ、最前線の生々しい惨状を語りました。望月耕一さん(92)は、インパール作戦の最前線から生還した元兵士。望月さんは「死んだほうがよかったと思ってね、食べ物も何もありはしない、ただ敵に追われているだけだからね」と話した。望月さんが、自らの体験を語る講演会のために書いたものがある。「補給を無視したインパール戦。戦傷病者なれば死ぬしかなかった」と書かれていた。そこには、非業の死を遂げていった日本兵たちの運命がつづられている。片隅に描かれていたのは、兵士の絵。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm24249043