トヨタ自動車は1月30日、2017年から世界ラリー選手権へ復帰することを正式に発表した。トヨタのWRCプログラムの拠点は、トヨタ・モータースポーツGmbH(TMG)となり、TMGが車両およびエンジンの開発とテストを担当し、2017年の開幕戦からのデビューを目指す。参戦車両は、ヤリス(日本名:ヴィッツ)をベースとし、現在、FIAによって見直しの作業が行われている新しい車両規定の決定を待ち、それに沿ったラリーカーの開発を行い、2017年のデビューをめざすことになると見られる。2015年のテストドライバーは、ステファン・サラザン、セバスチャン・リンドホルム、エリック・カミリとなり、2017年の参戦ドライバーについてはいまのところ未定となっている。