【鎌倉仏教シリーズ】第八回・浄土三部経の世界と浄土教1

【鎌倉仏教シリーズ】第八回・浄土三部経の世界と浄土教1

無量寿経と観無量寿経と阿弥陀経の三経典を合わせて「浄土三部経」と呼びますが、これらは、般若経群形成時とほぼ同時期の紀元前1世紀から紀元1世紀の100年間ぐらいに形成されていますが、西方極楽浄土に住む阿弥陀如来という概念を確立しています。阿弥陀如来はその後に書かれた法華経の中にも出てきますが、「南無阿弥陀仏」という念仏を唱える信仰の基礎となっていきます。浄土三部経も法華経も無数の浄土(仏国土)があるとしながらも、具体的にその名称が語られてるのは4つぐらいで、その中で地上の人間が目指すところがこの阿弥陀仏のいる浄土としています。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm25994273