【鎌倉仏教シリーズ】第九回・中国仏教史と日本への影響について2

【鎌倉仏教シリーズ】第九回・中国仏教史と日本への影響について2

2世紀頃までにインドで確立した般若経群、浄土三部経、法華経は密教以外の大乗仏教の中核的経典となりましたが、中国では、1世紀(後漢)の仏教公伝以降、2世紀にペルシャのパルチア国から安世高が小乗経典を中国に伝えた後、5世紀初頭にウィグルの鳩摩羅什がこの三大大乗経典を伝え、さらに7世紀初頭には玄奘三蔵が唐の初頭に西域を経てインドに渡り、大般若経群や倶舎論(小乗戒律)経典などを中国に伝え、多くの経典を翻訳した後、本格的に大乗仏教が中国に浸透し始めます。それがどのような中国仏教を形成し、日本へ影響を与えたかを説明します。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm26032281