あおい輝彦『二人の世界』北京語版…徐小鳳「二人世界」

あおい輝彦『二人の世界』北京語版…徐小鳳「二人世界」

ドラマの自主制作能力が低かった1970年代の香港のテレビ局は、やたらと日本製のドラマの広東語吹き替え版を放送して大人気でしたが、主題歌は日本語のまま。そこで「主題歌を中国語でカバーしたらウケるだろう」と、Gメン75( sm23956417 )や姿三四郎( sm23140860 )などの主題歌を日本語+北京語でカバーして大ヒットさせたのが徐小鳳(ポーラ・チョイ)で、73年には『二人の世界』の主題歌もカバー。なぜ広東語じゃなくて北京語かと言うと、当時の香港歌謡界では「マトモな歌」は北京語で歌うのが常識だったから(広東語はコミックソング主体)。ところで、香港のレストランにはたいてい「二人世界」と称する2人用のセットメニューがありますが、このドラマが語源だったのか…とやっとわかった次第。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm26409069