「大正天皇実録」 黒塗りだった記録公開

「大正天皇実録」 黒塗りだった記録公開

大正天皇実録は大正天皇が47歳で崩御するまでの日々の動静を記した公式の記録集で、平成14年から公開されましたが、個人情報の保護などを理由に全体のおよそ3%が黒く塗りつぶされていました。一方、去年完成した昭和天皇実録は個人情報にあたるものも可能なかぎり、公開するとして黒塗りは行われず、NHKでは大正天皇実録についても同じ基準で公開するよう申請し、宮内庁は当時の措置を見直して黒塗り部分のおよそ8割を解除しました。この中には、病弱だった大正天皇が事実上、引退する原因となった発語障害や歩行困難などの体調の異状や、晩年の脳貧血の病状などが詳しく記されている箇所もあります。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm26594687