高峰三枝子『南の花嫁さん』広東語版05…郭炳堅「情人究竟在那方」

高峰三枝子『南の花嫁さん』広東語版05…郭炳堅「情人究竟在那方」

70年代までに台湾や香港で大量に出現した日本のカバー曲は、ほとんどが勝手にカバーしたものですが、その逆のケースが高峰三枝子が1942年に歌った『南の花嫁さん』。古賀政男作曲ということになってましたが、もとは中国の任光が35年に作曲した歌詞のない民族音楽の演奏曲『彩雲追月』で、上海に行った古賀政男が歌謡曲にアレンジして作ったのが『南の花嫁さん』。一方で、任光は共産党軍に入って抗日戦争に参加し、41年に国民党軍との戦闘で戦死。戦後『南の花嫁さん』は台湾語カバー「可愛的新娘( sm24276467 )」が出ましたが、69年に北京語版の「幾度花落時( sm24273161 )」が中華圏で大ヒットし、以降は北京語や広東語のカバーが無数に出ています。郭炳堅はマレーシアの歌手で、70年代に広東語のコミックソングで人気だった人。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm26950965