【鎌倉仏教シリーズ】第30回・浄土真宗③覚如と本願寺教団形成2-2

【鎌倉仏教シリーズ】第30回・浄土真宗③覚如と本願寺教団形成2-2

親鸞の後、浄土真宗(一向宗)は、娘の覚信尼、孫娘の覚恵と女系が続きますが、親鸞の曾孫の覚如の時代になると、親鸞のお骨を納めた大谷廟堂(京都東山吉水大谷)の留守職を巡り、親鸞の血統を継ぐ者とそれ以外の門徒の間で後継者争いが激化し、非血統系の唯善は関東を中心に反旗を掲げますが、結局覚如は反血統派の諸要求を呑むことにより大谷廟堂の留守職の地位を維持しますが、このことが、その後今日に至るまで浄土真宗は親鸞の血統者が宗主を継ぐことになります。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm26965884