浄土宗西山派に属していた一遍は、融通念仏宗の、念仏は、信じるか信じないか無関係に極楽往生を可能にするもので、しかも念仏を唱えれば、唱えないものまで極楽往生してしまう、という大念仏の思想を採り入れ、踊念仏を通じて全国を遊行しながら念仏信仰を広めて行きます。一遍の時宗の踊念仏は、盆踊りや阿波踊りのルーツとなり、また、能の開祖である観阿弥・世阿弥親子の法名も時宗から来ています。
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