【鎌倉仏教シリーズ】第38回・臨済宗②十牛図と公案禅3-3

【鎌倉仏教シリーズ】第38回・臨済宗②十牛図と公案禅3-3

臨済宗は、栄西が中国から日本に伝えましたが、その後の日本の臨済宗は、栄西の弟子が受け継いだのではなく、多くの中国臨済宗の高僧たちの来日と、その弟子たちである日本人禅僧たちによって引き継がれて行きました。臨済禅の特徴は、公案禅と言って、一瞬の間に高僧たちの禅問答に答えて行くという修行なのですが、物事の本質を問い、1語で的を得た回答をしなければならない困難さがあります。有名な達磨および趙州(じょうしゅう)の公案を紹介しながら臨済禅の神髄について分かりやすく解説したいと思います。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm27416906