2月22日、沖縄のキャンプ・シュワブ・ゲート前で、辺野古基地移設反対運動のリーダーの男性が、境界線を越えて基地に侵入し、逮捕されるという事件が起きた。男性は当初、境界線は越えていないと主張していたが、海兵隊 外交政策部 次長だったロバート・エルドリッジ氏は知人を通じて、監視カメラの映像をネット上に公開。これにより、男性が境界線を越えていた事実が明らかとなった。しかし、米軍はこの映像流出の責任を重く見て、エルドリッジ氏を更迭してしまった。エルドリッジ氏は東日本大震災のとき、米軍による救援活動であるトモダチ作戦を発案した親日家でもあり、これまで日米の架け橋として活躍してきた。エルドリッジ氏はなぜ更迭の危険を冒してまで動画を公開したのか。