小林幸子『ふたたびの』北京語版2…王菲「往事」

小林幸子『ふたたびの』北京語版2…王菲「往事」

1980年代の中国で人気が爆発していたのが台湾の大スター・鄧麗君(テレサ・テン)。その甘い歌声は「人民を堕落させる精神汚染だ!」と共産党政権は取り締まりをしていましたが、「鄧麗君の声じゃなきゃいいんだろ?」と、85年に王菲という北京の女子高生を発掘してテレサ・テンの歌( sm26929600 )を歌わせたのが雲南放送局。「鄧麗君より北京語の歌声がキレイだ!」と評判になり、あちこちからカセットが出て、その1つが「往事」。鄧麗君の「月夜訴情( sm27951422 )」と歌詞は同じなのに、タイトルだけ違うのは取り締まり逃れ?。彼女は後に香港へ移住し、王靖雯(シャーリー・ウォン)の名でデビューしますが、92年に中島みゆきのカバー( sm22757004 )を歌ったら大ブレイク。再び王菲(フェイ・ウォン)と名乗り中華圏の大スターに。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm27951432