iPSから「がん攻撃」の免疫細胞 京都大

iPSから「がん攻撃」の免疫細胞 京都大

京都大学の研究グループは、人のiPS細胞からがんを攻撃する免疫細胞を作ることに成功したと発表した。研究グループによると、健康な人の血液から採取したある特定の免疫細胞からiPS細胞を作り出し、若返った状態の免疫細胞に戻したところ、がん細胞を攻撃し、他の免疫細胞を活性化させる性質が確認できたという。がん患者の多くは、免疫細胞が減少して機能も低下するが、作製に成功した免疫細胞はiPS細胞を使って大量に作ることができ、肺がんなどの新たな治療への応用が期待されている。研究グループは「今後、様々な治療法の開発につなげたい」としている。(02/10 12:03)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm28187415