仲むつまじいキリンの親子が写った1枚の写真。しかし、よく見てみると、キリンのおなかの下にいるのは、キリンではなく、シマウマの赤ちゃん。富士サファリパーク・広報の竹内大介さんは「サファリパークに勤めて20年近くになりますが、初めて見ました」と話しました。撮影した竹内さんによると、1頭のシマウマの赤ちゃんが雨にぬれているところへ、キリンが近づいてくると、シマウマのにおいをかいだり、体をなめたりしながら、およそ5分間、おなかの下に入れ、雨からかばうようにしていたとのこと。専門家によると、本来、赤ちゃんをかばおうとするキリンの母性本能が、何らかの形で、シマウマの赤ちゃんに向けられた可能性が高いということです。