【鎌倉仏教シリーズ】第73回・日蓮宗③日朗(日蓮宗正統派の祖)2-1

【鎌倉仏教シリーズ】第73回・日蓮宗③日朗(日蓮宗正統派の祖)2-1

日蓮の死後は、六老僧と呼ばれる名僧たちに法統を引継がれるが、教義を巡って穏健派の日朗と過激派の日興に分裂し、残りの後継者も身延(日蓮最期の拠点)に残る者(日朗派)と富士山麓の大石寺に新派閥(日興派)に分かれ、日蓮宗はこの大きな流れの中で様々な流派が生まれて行くことになります。日朗は実に温厚な性格で、日蓮の伊豆法難の時も瀧口法難の時も運命を共にし、ひたすら日蓮上人を師として仰ぎ慕え続けた師孝の人であった。日朗の系譜は、今日の日蓮宗の正統派に繋がる系統をなすことになります。

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