日蓮の弟子ベスト6のうち最も穏健だった日朗の甥である日像は、日蓮の入滅後(死後)、日蓮ゆかりの地を巡礼した後、京都入りし、京都に本格的に布教を始めましたが、畿内にすでに勢力のあった天台宗、真言宗、浄土宗はこぞってこの新興勢力の進出を阻むためあらゆる妨害を始めます。そして、ついには朝廷に上訴し、日像は京から追放されることになりますが、追放が説かれると再び入京するも、またすぐに追放と、このプロセスを三回繰り返した後、京に定着するようになり、京都における一大法華勢力を築くことになります。
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