ロクリアン正岡:弦楽四重奏曲第一番「無伴奏聴人楽器」

ロクリアン正岡:弦楽四重奏曲第一番「無伴奏聴人楽器」

(科学)Locrian MASAOKAString Quartet No.1 Unaccompanied Listener Instrument-the 7 notes of diatonic scaleTBSラジオ 「菊地成孔の粋な夜電波」の2011年12月2日の特集「第33「狂気」/ピンクフロイド欠席の、奇人たちの晩餐>でそのシンセサイザーバージョンが取沙汰されたらしいが、こちらは2013年1月18日東京におけるライブ。 誰にも聴きやすく誰もが歌える全音階七音を現代音楽の作曲家が避けるようになって久しい。きっとその陳腐さを嫌っての事であろうが、どっこい、ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シの七つの音は人知れず各個人の内側深くに住み着き、営々とその個性と演技欲を強めつつ“純粋芸術の舞台”へと解放される機会を待ち望んでいたのである。弦楽四重奏曲「無伴奏聴人楽器」はあなた内側の際以降の音楽役者の為の独擅場なのだ。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm29570618