「桜をkill」 桜にまつわる遠い記憶が、現在を蝕んでいく・・・

「桜をkill」 桜にまつわる遠い記憶が、現在を蝕んでいく・・・

「トン、トン、トン・・・」早朝、敏夫(60)と妻・和子(59)は、庭から聞こえる奇妙な音で目を覚ます。窓から庭を覗くと、敏夫の母・ハツ(84)がナタで桜の木を伐ろうとしていた。ハツが認知症になったと愕然とする。それから毎朝のように桜を伐る母。その桜は亡父が植えたものだった。実は、父には一時期愛人がいて、その愛人の名前が『さくら』だったのだ。その恨みが甦り、桜の木を伐っているに違いないと敏夫は確信する。しかも、認知症が発症した原因は、なんと敏夫が愛人のルミといる所を偶然母が目撃したことによる、精神的ショックからだった。妻にもばれているのか、母に桜を伐るのを辞めささせるにはどうしたらいいのか、ルミとの関係はどうすべきか。敏夫がとった行動とは・・・?

http://www.nicovideo.jp/watch/sm30060851