ロクリアン正岡「ひねくれ者と素直な少年」(ピアニスト右左第1集)

ロクリアン正岡「ひねくれ者と素直な少年」(ピアニスト右左第1集)

(R-18)誰の心にもあるかと思われるこの両極性! 同一番の「柱時計の子守歌」(原曲と異化)に続いての動画アップ。 指使いはバイエル初等なみ。 それでいて内容は人間の本質に食い込むもの。 精神分析のフロイトも喜ぶだろう。 また、アンチノミー(二律背反)の哲学者カントにもお聴かせしたい一品である。 ピアノ初心者の方々、またとりわけ常に脳が疼いているほど意識的な方々は試奏されてはいかが?ご同類の聴き手を集めるのに持って来いかと存じます。特記:ロクリアン正岡を名乗り始めるよりはるか以前の、「ロクリアン」という言葉も概念も知らなかった頃の作品だが、これはロクリアン度のかなり高い音楽ではなかろうか。当時「未知」だったはずの「ロクリアン」の輪郭がしっかり捉えられている。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm30144306