原発事故後も唯一診察続けた院長（高野英男医師）か 火災で犠牲に
- 2016/12/31 19:53:05 投稿
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30日夜、福島県広野町の病院の敷地内にある住宅から火が出て、男性1人が死亡しました。遺体は、原発事故の後も避難せずに診察を続けていた院長とみられています。 午後10時半ごろ、広野町の高野病院の敷地内にある木造平屋建て住宅から火が出て、この住宅の一部を焼き、約1時間半後に消し止められました。焼け跡からは男性1人の遺体が見つかりました。1人で住んでいた院長の高野英男さん（81）と連絡が取れなくなっていて、警察は、遺体は高野さんの可能性が高いとみて身元の確認を進めています。高野さんは、福島第一原発の事故の後も避難できない患者とともに病院に残り、原発が立地する双葉郡で唯一、避難せずに診察を続けてきました。