外務省外交記録24冊公開、大韓機撃墜めぐる日米調整も

外務省外交記録24冊公開、大韓機撃墜めぐる日米調整も

 83年の大韓航空機撃墜事件の際には、ソ連の戦闘機が撃墜を報告する交信内容を日本が傍受しました。しかし、ソ連は当初撃墜を認めず、日本は交信音声をアメリカに提供、音声は国連で公開されましたが外交記録には、日米間の調整の様子が残されていました。 日本は「日本の発言機会」や「日米間の発言内容の整合性」が必要などと指摘し、事件の5日後、当時の後藤田官房長官が記録の一部を発表、ほぼ同時にレーガン大統領も音声を公表、国連で公開されるに至り、ソ連が撃墜を認めざるをえなくなる経緯が記されていました。(12日10:22)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm30417852