苦悩・住民の「帰還」が進む福島・復旧の道はばむ動物たち

苦悩・住民の「帰還」が進む福島・復旧の道はばむ動物たち

去年7月、南相馬市小高区には5年ぶりに人々が戻ってきた。しかしイノシシが人里へ躊躇なくやって来るようになっていた。繁殖力が強いアライグマなども増えた。ある男性の自宅は動物に荒らされ無残な有様。これまでに駆除されたイノシシは6500頭超だが、対応が追いついていない。ある男性は野生化した犬や猫などを保護し、再び人との共生を図ろうとしている。町の許可を得て避難区域に残されたペットの保護に取り組む。これまで400匹超を元の飼い主や引き取り手に引き渡した。取り残されたペットは野生化した後に繁殖を繰り返し、人を知らない世代が生まれている。男性は保護した犬や猫を動物病院に連れて行き、避妊や去勢手術をしてもらう。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm30739940