蓮如想3月14日

蓮如想3月14日

蓮如上人の白骨の御文章を作曲したものです。 ”朝(あした)には紅顔(こうがん)ありて、夕(ゆうべ)には白骨(はっこつ)となれる身なり”で有名な御文章です。この文節は日本人の死生観に大きな影響を与えました。もはや宗教の枠を超えて日本人の哲学の中に入り込んでいる、と言っても過言ではないでしょう。お坊さんが抑揚の少ない、抑えた節で唱えられていました。日本人が誰でも口ずさめるほどまでにはなっていなかったように思います。出来るだけ普通の人々が口ずさめるよう、日本のしらべ、抒情歌にしました。さて人を偲ぶ、亡き人を偲ぶということは、私たちの心に安穏と平和をもたらしてくれます。これまでの出逢いと別れを偲びつつ作曲しました。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm30886327