上祐史浩『仏教思想が与える現実生活での五つの幸福』2016年1月31日 東京

上祐史浩『仏教思想が与える現実生活での五つの幸福』2016年1月31日 東京

仏教の悟りの哲学は、現世を否定する思想ではなく、現世を幸福に生きる思想であり、具体的には、1.心の安定と広がり、2.深い智恵(正しい判断力)3.健康・長寿、4.良い人間関係、5.長期的な成長と重要な物事の達成といった恩恵がある。特に、安定した広い心は、感情に左右されず、直観が働き、物事を正しく見て、問題を解決する判断力を与える。安定した心を得るための方法が、仏教において、三学・六波羅蜜・智恵と方便と言われる修行法である。不安定な心は、その逆となり、色々な判断を誤る。心を不安定にして、色々な問題を解決できなくなる主な原因として、欲求し過ぎること(貪り)、嫌がり過ぎること(怒り・嫌悪)、楽して怠けること(無智)などがある。

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