アコーディオンで田村ゆかり「囀りのない部屋」弾いてみた

アコーディオンで田村ゆかり「囀りのない部屋」弾いてみた

5年ほど前、私は田村ゆかり楽曲を主に弾いていました。彼女とその曲は歌と音楽の先生のようなものです。あれからたくさんのアニメのサントラや声優、キャラクターソングを弾くうち、私の耳と演奏は広角から中望遠な描写に変化しました。悪くいえば原曲から捨てる量が増え、良く言えばより明確な意思で選び出したフレーズで構成されるようになりました。今回のアルバム、私にはこれまでと全く違って見えました。楽曲が田村ゆかりとサウンドに依存していないように感じるのです。本来、音楽は様々な楽器や人に演奏され歌われ続けることで無限の解釈と命を得ます。私が感じたのはそんな、楽曲自体の生命力を高めるような方向性です。2017年最後、この曲に出会えて良かったです。 mylist/27263740

http://www.nicovideo.jp/watch/sm32502848