菊地被告の無罪確定へ 都庁爆発事件巡り最高裁判断

菊地被告の無罪確定へ 都庁爆発事件巡り最高裁判断

オウム真理教が1995年に起こした東京都庁小包爆弾事件に関与したとして殺人未遂ほう助罪などに問われた元信者、菊地直子被告(46)の上告審で、最高裁第1小法廷(池上政幸裁判長)は12月27日までに、検察側の上告を棄却する決定をした。決定は25日付。逆転無罪とした二審・東京高裁判決が確定する。第1小法廷は決定理由で、教団元幹部の証言などをもとに有罪とした一審の判断について「抽象的な可能性の指摘にすぎず、殺人未遂ほう助罪と認めるには飛躍がある」と指摘。事件は元代表の松本智津夫死刑囚(麻原彰晃、62)の逮捕と同じ、1995年5月16日に起きた。爆弾を仕掛けた小包が都知事秘書室で爆発し、男性職員が左手の指を失うなどの重傷を負った https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25131620X21C17A2CC0000/

http://www.nicovideo.jp/watch/sm32503636