イラン各地で異例の反政府デモ 経済難に不満 ロウハニ政権苦境に

イラン各地で異例の反政府デモ 経済難に不満 ロウハニ政権苦境に

イラン各地で2017年12月末にかけて、経済に不満を持つ市民らの反政府デモが広がった。強権的なイスラム教シーア派の支配体制が敷かれるイランで、民衆が政府に抗議の声を上げるのは異例。欧米など6カ国とのイラン核合意を主導し「制裁解除で経済が上向く」と訴えてきた穏健派のロウハニ大統領は苦しい立場に追い込まれる。最高指導者ハメネイ師の退陣を求める声も上がり、一部参加者がイラン国旗やハメネイ師の肖像を燃やすなど過激化。警官が一部デモ隊と衝突し、西部ドルードでは参加者2人が死亡した。デモ参加者の怒りはイランの拡張主義的な外交にも向けられている。デモで人々は「(パレスチナ自治区の)ガザやレバノンでなくイラン人の生活を」と叫んだ。 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25274050R31C17A2FF8000/

http://www.nicovideo.jp/watch/sm32517551