[議員を何だと思っている] 種子法廃止法案は、資料なしに審議された。

[議員を何だと思っている] 種子法廃止法案は、資料なしに審議された。

○紙智子君 資料を出さないで法案審議を進めてきたということ、これ大変な問題だと思うんですけれども、大臣、どう思われますか。 ○山本有二君 公表をしてきた資料ではございますが、分かりやすく更にまとめて提供を本日させていただきました。また、その資料について、どのようなものをしっかり出すべきかという判断も慎重にするべきであったというように反省するところでございます。○紙智子君 反省するなら、やり直してほしいと思うんですよ。なぜ種子法を廃止するのかと、その根底となるデータもまともな説明もない、それで同じこと繰り返しているばかりと。これは私、国会軽視だと思うんですよ。 規制改革推進会議ですか、農業ワーキング・グループの中で本間正義氏も、廃止法案について、この法案のどこが具合が悪いのかということはもう少し詳しい説明した方がいいんじゃないかと意見言っているんですよ。 ところが、その後の議事録見てみますと、それに従って何ら詳しい説明を加えて修正した形跡もないわけですよ。そういう議論がされているのにもかかわらず、まあこの方は推進の立場だと思いますけれども、推進の立場でさえ、これだったら分からないよと、もうちょっと詳しいことを言った方がいいと言っているのにもかかわらず、何ら手も付けないまま出してくると。  これは国会軽視も甚だしいですよ。 議員を何だと思っているんですか。 私たちはここで法案について真剣な議論をするためにいるのに、何か採決するための形だけ整えるために座っているわけじゃないんですよ。 私はこれ、もう一回出し直すべきだというふうに思います。※参議院 第193回国会 農林水産委員会 第8号 2017年4月13日 午後の部 抜粋

http://www.nicovideo.jp/watch/sm32639928