袴田事件 弁護・検察が反論書 即時抗告審、年度内に結論

袴田事件 弁護・検察が反論書 即時抗告審、年度内に結論

1966年の「袴田事件」で死刑が確定し、静岡地裁の再審開始決定で釈放された袴田巌元被告(81)の即時抗告審で、弁護側と検察側は2月2日、互いの最終意見書に対する反論書を東京高裁(大島隆明裁判長)に提出した。弁護団が記者会見して明らかにした。高裁は双方の主張を締め切り、年度内に結論を出す。 弁護団によると、検察側の反論書には、鈴木広一大阪医科大教授が「古い血痕では、血液細胞膜が破壊されている可能性がある」とした意見書を添付。着衣に付いた血痕のDNA型が袴田さんや被害者のものと一致しないと結論付けた本田鑑定を改めて否定する内容になっているという。 https://mainichi.jp/articles/20180203/k00/00m/040/098000c

http://www.nicovideo.jp/watch/sm32685444