皇太子さま58歳の誕生日 「自己の研鑽に励みたい」

皇太子さま58歳の誕生日 「自己の研鑽に励みたい」

皇太子さまは2月23日、58歳の誕生日を迎えられました。誕生日にあたって皇太子さまは、今後のご自身の活動について、「天皇皇后両陛下のお姿を常に心にとどめ、務めに取り組んでまいりたい」と述べられました。新しい時代の天皇の在り方については、「皇室の長く続いた伝統を継承しながら、現行憲法で規定されている『象徴』としての天皇の役割をしっかりと果たしていくことが大切だと考えています」と語ったうえで、「社会の変化に応じた形でそれに対応した務めを考え、行動していくことも、その時代の皇室の役割だと思います」と述べられました。一方、天皇陛下の退位後、天皇と上皇が同時に存在することで「二重権威」を危惧する声もあると問われたのに対して、皇太子さまは、両陛下が国内外で多くの人々と会い、真摯に公務に取り組まれてきたと語り、「そのようなお姿を拝見してきた多くの国民から、両陛下が敬愛を受け続けられることは、自然なことであると思います」と話されました。平昌オリンピックでの日本選手の活躍にも触れ、「金メダルを取った羽生結弦選手や小平奈緒選手が、旧知の海外の選手と健闘をたたえ合っている姿にも、国境を越えた深い友情と、世界のプレーヤーの一員としての日本選手の存在を感じ、頼もしさを感じます」と話されました。 皇太子さまは、ことしも全国高校総体など、毎年恒例の行事で6つの県を訪れるほか、石川県で開かれるボーイスカウトの全国大会や、100回の記念大会を迎える夏の全国高校野球の開会式への出席など、10を超える地方への訪問が予定されています。また、3月にはブラジルを訪れて水をめぐる問題を話し合う国際会議に出席するほか、秋ごろ日本との友好160周年を迎えたフランスを公式訪問されることも検討されるものと見られます。 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180223/k10011339631000.html

http://www.nicovideo.jp/watch/sm32783255