江崎沖縄北方担当大臣が辞任へ 脳梗塞の疑いで入院中

江崎沖縄北方担当大臣が辞任へ 脳梗塞の疑いで入院中

江崎鉄磨沖縄・北方相は2月27日、閣僚を辞任する意向を固めた。軽い脳梗塞の疑いがあるとして検査入院しており、衆参両院の予算委員会での答弁や公務などに支障が出かねないと判断したとみられる。安倍晋三首相は後任に自民党の福井照衆院議員を起用する方針だ。安倍内閣の閣僚辞任は2017年7月に稲田朋美氏が防衛相を辞めて以来。2012年12月の第2次安倍政権発足以降では7人目となる。 菅義偉官房長官によると、江崎氏は2月19日夜に体調不良を訴えて軽い脳梗塞の疑いで検査入院した。一時的に脳の血液循環に障害が起こる「一過性脳虚血発作」と診断され、2月24日にいったん退院したが、26日午後に再入院した。 菅氏は26日の記者会見で、江崎氏の公務復帰について「検査結果や回復状況を見ながら判断したい」と述べていた。首相は18年度予算案の国会審議などへの影響を最小限に抑えるため、江崎氏の交代は避けられないと判断したもようだ。 江崎氏は自民党の二階俊博幹事長率いる二階派に所属し、17年8月の第3次安倍第3次改造内閣で初入閣した。就任早々、政府方針と異なる日米地位協定の見直しに言及するなど、沖縄を巡る発言でたびたび物議を醸していた。 今年2月上旬の衆院予算委では「北方領土の日」を「沖縄北方の日」と、沖縄振興一括交付金の65億円減額を「650万円」と誤り、それぞれ訂正するなど、与党内では問題視する声が広がっていた。政府内でも年内に控えた沖縄県知事選への影響を懸念する声が出ていた。 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27434170X20C18A2MM0000/

http://www.nicovideo.jp/watch/sm32804049