五輪2連覇の偉業 羽生選手に国民栄誉賞授与へ

五輪2連覇の偉業 羽生選手に国民栄誉賞授与へ

政府は3月2日、平昌(ピョンチャン)冬季五輪のフィギュアスケート男子で金メダルを獲得した羽生結弦選手(23)に国民栄誉賞を授与する方針を固めた。右足首のけがを乗り越え、同種目で66年ぶりの五輪2連覇を達成した業績が、国民に感動を与えたことを評価した。決定すればスケート界では初めて、個人としては最年少での受賞となる。菅義偉官房長官は3月2日午前の記者会見で、安倍晋三首相が、羽生選手への国民栄誉賞授与について具体的な検討に入るよう指示したことを明らかにした。  菅氏は、羽生選手について「かつて仙台を本拠地として活動し、東日本大震災による被災を乗り越えた。平昌五輪では大会直前の大きなけがを乗り越えて連覇を成し遂げた」と指摘。五輪連覇に関し「日本国民に大きな感動と勇気、社会へ明るい夢と希望を与えた。震災復興への力強いメッセージとなった」と語り、国民栄誉賞の授与にふさわしい快挙との考えを示した。 https://mainichi.jp/articles/20180302/k00/00e/010/201000c

http://www.nicovideo.jp/watch/sm32819692